2011年9月7日水曜日

モエレ沼公園

研修旅行2日目に訪れた、モエレ沼公園。

この公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における北東部の拠点公園として、昭和63年、彫刻家イサム・ノグチによって設計されました。

残念ながらマスタープランを完成させた同年に彼は急逝してしまいましたが、彼の遺志は公園造成事業団に引き継がれて平成17年にグランドオープンを迎えました。







「全体をひとつの彫刻とみなした公園」をテーマに設計されたこの公園。

彼の構想計画を紹介するムービーで紹介されていた彼の言葉「昔から人は、“理想の風景”を追い求めて地上に絵を描いたり、芸術を生み出してきた。そう、これは何千年も前から行われてきた当たり前のことなんだ」

うろ覚えですが、たしかこんな感じのことを言っていました。
その言葉を聞いてから眺める公園内は、たしかに理想的な風景を描くことに成功していました。
壮大で穏やかな敷地内を親子が水遊びをしたりセーラー服の女子高生が自転車で下校していたり、トンビが餌を追い求めるでもなく風と戯れて空を泳いでいたり。

時間がゆっくりと進む感じがしました。




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